アニメ『葬送のフリーレン』
楽しみにしていた回が放送されました。
第12話『本物の勇者』
……実は、以前ネットで『ネタバレ』で見てしまったのです。
事前に『ネタバレ』読むの好きでは無いのですが……
つい、気になってしまい、ページを開いてしまいました。
※(注)以下、ネタバレです
そのネタバレとは
『勇者ヒンメルの剣はレプリカ』
よくある伝説
「その剣を抜いたものが『真の勇者』」
でも、ヒンメルにはそれが抜けなかった……
どゆコト？
『勇者が伝説を剣抜く』のは、王道じゃん？
でも、ヒンメルは抜けなかった？
『伝説の剣』無しで、魔王倒したのか？
実は、ヒンメルじゃなく、フリーレンが魔王を倒したとか？
でもきっと
フリーレンだけで倒したのなら、旅の終わりにあんなに笑顔じゃない気がする……
カンタンな説明のネタバレ記事。
状況はよく分からず、アレコレ想像して
剣が抜けなかった時に『ヒンメルが言った言葉』まで読んで
それ以上、ネタバレ読み進めるのは止めました。
あぁ……そういうコトか……
やっぱ凄いな『葬送のフリーレン』
こんな勇者、見たコトないや
これはネタバレじゃなく、キチンと観なくては！
女神様が授けたという勇者の剣
『勇者の剣を引き抜けるのは、この世界を滅ぼす大いなる災いを撃ち払う勇者のみ』
しかし
ヒンメルにも抜けなかった
何も言えないでいる仲間たちに、ヒンメルは
「いいじゃないか、偽物の勇者で」
「僕は魔王を倒して、世界の平和を取り戻す」
「そうすれば偽物だろうが、本物だろうが関係ない」
このシーンが観たくて、ずっと待っていました。放送を！
『真の勇者の証』とも言える『勇者の剣』
それに選ばれなかったヒンメル
こんなセリフを言える人だから
そんな『証』無くても、達成出来たんだろうなぁ……
てか……
『レプリカ』で魔王倒した方が凄いんだけどw
その『レプリカ』作った職人さんもw
本物、上回ってない？w
……私だったら
確かな『証』、『確信』が無ければ、歩き続けられないかもしれない
自信が無くて、そこで終わりにしてしまうかもしれないな……
フリーレン
「そしてヒンメルは成し遂げたんだ」
「あんな剣がなくたって世界を救ってみせた」
「本物の勇者だよ」
でも……世間では
『ヒンメルが勇者の剣を抜いて、魔王を倒した』コトになっていて……
英雄となったヒンメル
後世の人々が勝手に美化していって……
そのうち原型すらなくなってしまう……
親しかった人々が
何だか違う人間になっていくようで
『真実』を覚えているのは自分だけ……
フリーレンが寂しそうに見えたのでした。
今日は『愛猫蒼の命日』
亡くなってもぅ3年経ちました。
まだ3年なのか……でも
どんどん記憶が劣化していってる
あんなに悲しかったコトなのに
思い出すコトも減って
鮮明に思い出せないコトも増えてきた
ヒンメルみたいに、蒼の銅像建てとくべきだったかw
『銅像』は無くても
蒼が生きていた『証』として
たくさんの写真と動画
苔が生えてしまったお墓
コチラが残っております。
晩年の写真を見ると
痩せててボロボロになっていて……
こんな姿になって、頑張って生きて寄り添ってくれていたんだな……
いつか
『蒼が生きていた証』も無くなってしまうかもしれない
いつか
思い出すコトも出来なくなるかもしれない
それでもきっと
私の心の中に残る『何か』があると、信じたいです。
