にゃんたのひとりごと

ただのひとりごとです

もしも死にたくなったら

もしも死にたくなったら

口座を解約して現金をかき集め
身の回りのモノを処分して

身軽な状態で旅に出る
やりたいコトにチャレンジする

命を捨てるくらいなら、命がけで別のコトをする
命を捨てるくらいなら、死にものぐるいで生きる

そうすればきっと、何かしらの道がひらけると思うから

そうすればきっと、最後には生きる希望がわいてくると思うから

きっとなんとかなるよ

その場から動けなくなってどうしようも無くなったとしても

いつかは道が見えるから
いつかは光が見えるから

だから命を捨てるなんてもったいないことをするくらいなら

死ぬ気で生きる


なんてコトを言ってみたら
「…そんな元気がない人が、うつ病になるんだよ…」
と、言われました…

確かに…


もしも死んでしまったら

私はお墓には、いません

生前の心残りに、しがみついたりもしたくありません

私は
私は映画館や劇場にいます
そこで
タダ観を楽しんでいます

だから地縛霊にはなりたくありません


なんてコトを言ってみたら
「いやぁ…あの人(地縛霊)たちも、そこにいたくているワケじゃないと思うよ…
未練とかで動けなくなっているだけで…」
と言われました…

確かに…


コレは遠い昔の会話…
職場の方とした会話だと思うケド、もう誰と話したかも覚えていない昔の話…

それでも覚えています。
そしてその思いは、今も変わりません。


ポジティブというワケでもありません。

ただ…自分で死ぬのが怖いだけ…
自分で死ぬのはスゴく強い意志が必要だと思うから…


自分にはムリでした。


あの時…
友人の悩みに気づいてあげられなくて…
友人を救うことも出来なくて…

不甲斐ない自分を許せなくて…

せめて、友人の痛みだけでも分かってあげたくて
カッターで手首を切ったコトがあります。

死ぬ気では、やってないです。

ただ、調子良いコトを言っていたのに、いざって時に、友人に1言も声をかけてあげるコトが出来なかった自分を罰したかったというか…

何回かチャレンジしましたが、痛くてムリで…
傷も猫が引っ掻いた程度で、ほぼ血も出ていなくて…

刃物で自身を傷つけるって、よっぽどの覚悟がないと出来ないのだなぁ…
と思いました。

そこは川でした。

ならば、飛び込んでみたらどうだろう?
と思いました。

でも…
もし助かってしまったら?
なぜ、飛び込んだのか理由を聞かれたら?

大騒ぎになるでしょう…
家族に迷惑もかかるでしょう…
友人のコトは…

夜も遅くなってきました。
なんだか寒くなってきました。
お腹も空きました。

今日の夕飯、何だろう… 
あのドラマの続きはどうなるのだろう…

立ち上がって、帰宅するコトにしました。


遠い昔の誰にも言っていないお話…
若かったとはいえ…アホみたいですね…


でも、そのおかげで自ら死ぬコトの怖さの断片を知るコトが出来ました。

そして自分はきっと、
いざとなれば、生きるコトに貪欲なんだと。

だから死にたくなったら
死ぬ気で生きたい
と、思っています。


三浦春馬さんがお亡くなりになりました。

理由は分かりません。
理由が公開されても、私にその苦しみが理解出来るのかも分かりません。

まだ30歳だったんですね…

ずっと昔から観てきたから、なんか受け入れがたいです。


会社が無くなるコトになって

1、退職する

2、関東に行って3年間プログラミングの勉強をして新しく立ち上がる事業に参加する

どちらかを選択するように言われました。


卒業して初めて勤めた会社ですので、退職したコトはありませんでした。

それまで県外移住を考えたコトは、ありませんでした。

パソコンの授業もありましたが、文書作成が主でしたし、自宅にパソコンもなく、当時はガラケーが主流で…
プログラミングと言われてもピンと来ませんでした。

でも、他にやりたい仕事もなく…
3年間の期限付きならと、県外に行くコトにしました。

本当は不安で、プログラミングがどんなモノかも分からなかったし…

仲良かった職場の方々ともバラバラで、お別れで…

不安なのは皆一緒だし、最後は笑顔がいいと、変なテンションで明るく振る舞っていたように思います。

そんな時、観ていたドラマが
三浦春馬さん主演の
『ブラッディ・マンディ』
でした。

天才ハッカー、ファルコンの役でして、パソコンをガチガチ叩く姿が、カッコイイ!

「私…東京に行ってファルコンになってくるわ!」

私の希望となりました。

エンジニアとハッカーってだいぶ違うってコトに気づくのは、東京に行ってからとなります。


結局、今は別の職種に就いておりますが、
東京に行ったコトも、プログラミングの勉強したコトもムダでは無かったと思います。

蓄積してきた経験は、思わぬトコロで役に立ったりするものです。


私は誰かのファンでもなく
誰かの追っかけでもなく…

ただ、映画が好きで、ドラマが好きで、舞台が好きで…


旅行で長崎の『軍艦島』に行った時
ここで映画『進撃の巨人』の撮影があったのだとドキドキしました。

エレン役の三浦春馬さんを思い浮かべました。


映画好きの父と母も、彼の訃報にショックを受けていました。

ステキな笑顔の方でした。
きっと多くの人に影響を与えていたのだと思います。

だから…


『生きる権利』があるなら『死ぬ権利』もあるのかもしれません。

その人の人生だから、その人が選択するべきなのかもしれません。

死ぬよりツラいコトも、世の中にはあるのかもしれません。


私には、その人の苦しみは分かりません。

同じ経験をしたとしても、感じ方は人それぞれ。

だからその人の気持ちを完全に理解するコトは出来ません。


なので、コレは私のワガママです。


『それでも生きていて欲しかった』


友人に
あの時何があったのか
どうしてそんなコトしたのか
結局聞けないまま、何十年と時が経ってしまいました。

さっぱりしてて、男女にも人気があり、とっても素敵な友人…

そんな人を友人と呼べるのは、とても光栄なコトで…

なんか熱狂的なファンみたいな?
視野が狭くなっていたのかもしれません。

そんな友人は、今も元気に、私の友人のままです。

友人にとっては、何のメリットもないのだろうけど、友人を続けてくれているありがたい存在です。


きっと昔何があったのか、聞けば答えてくれるのでしょうが…

今更、それに何の意味があるのか…


多くの時が流れ
それなりに色々と経験してきて

少しは落ち着いたと思います。

今ならもう少し広い視野で友人の周囲まで見渡すコトが出来ると思います。


あの日の正解を持たないままだけど…

未だに自分に何が出来るのか分からないけれど…


離れていても会えなくても、こう願います。


『明るく楽しく生きていて』