洗面所に小さなGがいました。
昨日は床にいて、慌てて洗濯機の下に隠れたので見逃し…というか見なかったコトにしましたが、2度目はありません。
必死に逃げるG…
素早くて、一発で決まりません。
小さいからでしょうか…
なんか、もぞなげぇ(可哀想に)なってきて
「ごめんね…」
と言ってトドメを刺しました。
といった場面を姉に目撃されていました…
姉
「『ごめんね』って言ってる…」
私
「いや…本当はもう、殺生なんてしたくないんだよ…」
思わず出た言葉に、
なんか暗殺者とか、闘いを生業としているようなセリフみたいだなと思い直し、説明を追加。
私
「昔、虫取りとかして遊んでたじゃん。それで…」
なんとなく納得してくれたようでした。
幼き頃は、家の周りが野原だったのもあって、よく一人で虫取りをしていました。
カゴに、蝶やバッタを捕まえ、最後に開放するの繰り返し…
殺したりとかはしませんでしたが、その過程で傷付けてしまったり…
ある日、トンボの大群が来ました。
嬉しくなって虫取りアミを持って追いかけました。
トンボは素早くてなかなか捕まりません。
思い切ってアミを振ったら…羽根が取れたトンボが地面に…
トンボは生きていましたが、もう飛べない…
ショックでトンボを捕るのはやめました。
後から母に
「お盆のトンボは御先祖様を乗せているから、捕っちゃダメ」
だと教わりました。
あのトンボもトンボに乗っていた御先祖様も、すごく困っただろうな…
…トンボに乗るなんて、御先祖様…ちっちゃくね？(小さいよね)
他にも好奇心旺盛でしたので…色々と…
蜘蛛の巣で綿菓子作ろうとしたり、蜘蛛の巣に葉っぱやら色々つけてみたり…
蜘蛛は慌てて、巣の補修をしておりました。
蜘蛛の皆様には、色々と多大なご迷惑をおかけしました…
後、蜂の巣は危険だとか、蜂の巣や蜂の子を昔食べたコトがあると聞けば、蜂の巣取りに行ったり…
ついてきた幼い妹が蜂に刺されてしまって母から怒られました…
そして、せっかく捕った蜂の巣…結局、勇気が出なくて食べられず…
外に置いていたら、アリのご飯になっていました。
蜂のご一家にも大変ご迷惑をおかけしました…
それから、数十年後…
食用の蜂の巣をネットで見つけ、父にプレゼントしました。
懐かしがっていましたね。
試しに自分用も購入して食べてみました。
…ハチミツだね！
蜂の子は売って無かったし、売っててもちょっと…
幼き頃に捕獲した蜂の巣は、アシナガバチだったのでそもそも種類が違っていました。
更にボウフラが蚊になると聞いて、ひたすらボウフラ退治に励んだり…
昔から蚊に刺されやすかったし…
人の血を勝手に飲んだあげく、痒いのを残していく根性が許せんっ！
そんなこんなで、昔から故意、事故合わせるとかなりの数、殺生しているんだろうなと。
もう地獄行き確実なレベルで。
今更ですが、なるべく殺生しないようにしたいと思っております。
しかし…害虫は別ですね、やっぱ。
衛生面やら生活に支障がモノについては駆除しなくては…
甥っ子が小さい時、
『むやみに殺生しないように』
と教えていました。
でも、蚊とかハエとかゴキブリとかは殺せと教える…矛盾している…
甥っ子には
『病気やバイキンを運んでくるから駆除しないといけない』
と教えました。
でも、害虫って人間から見て人間が決めた区別なんですよね。
彼らも必死に生きている。
けれどもこちらも同じ。
なんか互いに、のさん(辛い)な…と思いつつも容赦なく駆除しております。
昆虫だけでなく、ヒヨコとか今まで関わってきた猫たちも…
あの時ああすれば、病院に早く連れていっていれば…
救えなかった小さな命を思い出す度、チクリと胸に刺さるモノがあります。
昨日、king gnuさんの『白日』という曲を聴いて…そのとおりだなぁ…と。
『知らず知らずのうちに傷つけてしまったり
失ったりして初めて犯した罪を知る』
…いや、彼らも素敵なこの歌で、昔犯した虫たちへの残酷な行為やら、うっかり踏んでしまったり、流してしまった虫たちのコトを思い出しているヤツがいるとは思わないだろうケド^^;
それだけじゃなく…自分は昔からうっかり発言も多いので…傷付けてしまった人とか、良かれと思って言ったコトが、火に油を注ぐ結果になったりとかね…
その都度その都度
反省しているのに時が経てば忘れてしまい
またその繰り返しで…
記憶が真っ白になってますね…
そしてこんな内容、前にも書いた気がするし。
最近、歌とか全然聴いてないし、ついて行けなくなったケド…
新しくデビューした方々もよく分からなくて…アーティスト名も自信を持って読めなかったりするケド…
どんな人がどんな思いで歌っているのかとか、全然知らないケド…
それでも、やっぱり素敵だと思える曲だなぁと思います。
そして…カラオケでは絶対に歌えない曲…
カラオケ…自粛中なんだよね…
家で思いっきり歌えたら良いのに…
