昔から、記憶力がありません。
という、ネタをこのブログでもちょいちょい書いている気もするケド、定かではありません。
暗記系壊滅です。
小2の頃、かけ算九九が覚えられず、毎日放課後居残りで外に立たされ、学校が嫌になり、登校拒否を試みたけれど、父に阻止されました。
…お陰様で健康に育ったのもあり、ほぼ皆勤賞な学生時代でした。
英単語も元素記号も漢字も年号も地名も…近所の地区名、道すら覚えてません。
テストは直前まで叩き込み、終了後は忘れるを繰り返していたので、成績はそこそこ良いのに何も身についておりません…
そういや、テスト中に突然割り算の仕方を忘れたコトもありました。
割り算習った最初のテスト。
テスト中に思い出せたケド、時間が足りなかったのよね…先生に心配されました。
人の顔と名前は両方覚えられないので、救いがありません。
3年間一緒だったクラスメイトすら覚えきれませんでした。
毎日会ってる人の名前も出てこないし、顔もウロ覚え。
輪郭で認識しているのか、髪型や化粧が変わると分からなくなります。
写真と実物が同一人物なのかも判別つかない時があります。
久々に会う友人との待ち合わせはドキドキします。
相手の反応を見て、判断したり…まぁ、大体は顔見てピンとくるものがあったりしますが…
自分の好きなことくらいは覚えるだろうと思うのですが…どんな趣味を持ったって、オタクになれるほど覚えられず…
昔の思い出も…変なコトは覚えていたりするのですが…
思い出す映像はいつも、ボヤけていて薄暗くセピア色に近いものばかり…
たまに、自分を斜め上から見ている映像になります。
自分は幽体離脱は出来ないので、改ざんされた記憶なのでしょう…夢の中でも自分の後ろから自分の背中を眺めているというものが多い気がします。
先日、自分の年齢が間違っていたコトに気づきました…
1歳多かった…今年の誕生日がくれば合います。
去年は数え年ということで…
なんか、2年同じ年齢でいく感じですね。
勘違いも多い…
なんでこんなネタなのかというと…
先程、『モニタリング』に『綾野剛』さんが出ていて…
カメラマンさんや周りのスタッフの方々への考え方とか、その謙虚さに感動致しました。
感動したのです。
あんなに感動したのですが…急速に記憶が劣化していくのを感じます。
「感動したことは忘れない」と誰かが言った気もしますが、私には当てはまりません。
確か綾野剛さんは
「俳優にとって、
カメラマンさんは恋人で全てを汲み取ってくれる
照明さんが存在を照らしてくれる
音声さんが呼吸を撮る
彼らがいないと俳優は存在出来ない」
と言っていたような…
もちろん、芸能人の方の顔と名前も覚えられないので「あの映画に出ていたあの役の人」とかね…なかなか伝わらず…
でも、作品ごとで俳優さんて違う人に観えたりもするからなぁ…
綾野剛さんは『フランケンシュタインの恋』というドラマが印象に残っています。ツギハギのコート。
記憶力良くなりたいな…
興味がないから忘れるのか、忘れると分かっているから興味がわかないのか…
それでも人生、なんとか生きていけています。
イヤな事でも忘れられるのは、良いですね…