我が家は昔から猫に縁があり
色んな猫たちと過ごしてきました。
猫が苦手だった父も少しずつ猫に慣れていきましたが、お世話をしたコトはありませんでした。
しかし、『寅次郎』が我が家にやってきて、保護したのは父……
最初は、お世話の仕方も分からず、時には『無責任』じゃないか?というコトを言ったりしておりましたが
毎日、自らご飯をあげ、寅次郎を可愛がっておりました。
そして、お正月前に寅次郎が入院。
外で飼っていた寅次郎を、家の中で飼うコトに。
しかし、『猫エイズ』キャリアの寅次郎を、他の猫たちと接触させるワケにいかず、隔離するコトに。
寅のケージ代や病院代、療養食のカリカリ代など……父がお小遣いで負担するコトになりました。
かなりの金額なのですが
「俺が連れてきた猫だから」と出してくれました。
寅に薬を飲ませるのも、頑張っております。
「キバが怖い……」
最初は母にやってもらっていた父ですが、母の指導の元、飲ませられるようになりました。
ケージに慣れない寅の為、ケージをカスタマイズしていってる父。
水飲み場、3か所もあるのは、やり過ぎでは?
なんて思うのですが……
寅はケージを気に入ってる様子。
『外に出せ』と騒ぐコトもなく、寛いでおります。
もぅ……野生には、戻れないw
たまにケージから出しても、ずっと誰かの側におりますね。
そんな寅次郎、先日またオシッコが出なくなりました。
何回も何回もトイレに入るのに、何も出ておりません。
父がすぐに病院に連れていきました。
今回は、早く処置が出来たので、入院せずにすみました。
父
「先生に『よく気付きましたね』と言われた。」
いつも動物病院の先生から怒られてばかりだった父……
褒められたコトが嬉しかったようです。
他の猫からのお下がりだった『寅のトイレ』
砂を飛ばしまくる寅用に、父が新しい深めのトイレを購入しました。
今まで、猫のトイレ掃除とかしたコト無かったのに……
新しいトイレの砂をスコップで掘りながら、笑顔の父。
「宝探ししているみたい!」
……このシーン
漫画『おじさまと猫』でもあったような……
「ココ、汚れとるぞ!」
言うだけで、掃除しなかったりする父が笑顔で掃除……
父の愛猫『寅次郎』
あの父を猫の下僕にするなんて……
なんてスゴイヤツなんだ……
父の為にも、健康で長生きしてください!