にゃんたのひとりごと

ただのひとりごとです

笑ってはいけない法事、笑ってほしい法事

本日は、祖母の命日。
お坊さんが仏壇にお経をあげに来てくださいました。

…笑ってはいけない時に限って笑いたくなる性分なので…毎度、気が抜けません…

例えば、前列で正座する父、姉の足がだんだんと紫色になっていくのを見た時とか…
(血行悪すぎ)

お経を聞いた愛猫が、何かに取り憑かれたかのように走り回り出した時…
(悪霊が成仏したくないと暴れているかのごとく…)

皆の前でひたすら構ってアピールをする愛猫…

お経をあげるお坊さんにひたすら話しかけ、スリスリする愛猫…

…なんか殆ど、愛猫が原因なんじゃ…
笑うというより、焦るだなぁ…


祖父母は今日命日のばあちゃん以外、自分の産まれる前に他界したので殆ど知りません。

ばあちゃんも小学生中学年の頃に他界しました。

優しいばあちゃんでした。


「ばあちゃんに何か買ってもらったら言うのよ」という母と

「お母さんにはナイショよ」とお菓子を買ってくれるばあちゃんの間でどうすれば良いのか葛藤した記憶があります。

結局、後でコッソリ母に買ってもらったと伝えました。

全然、覚えてないなぁ…と思いつつ、なんだか色々思い出してきました。

法事って故人のコトを思い出す日ですね。

お葬式は、自宅でやりました。

ばあちゃんに触ってもいいよ。
と言われたのでオデコを触ってみました。

冷たくて今思うと…なんだか大福みたいな感触でした。

姉は、わんわん泣いていましたが…
自分はさすがに死を理解出来る年齢だったので、分かっているのですが、なんかピンとこないというか…

知らない親戚とかも多く来ていたので、日常であるハズの自宅が非日常になってなんだか落ち着かないという感じでした。


本日は、愛猫がぐっすりお昼寝中だったようで、お経は無事終了。(取り憑いていた何かが成仏したのかもしれない)

お坊さんとのトークもやはりコロナウイルスについてでした。

色んなイベントが中止、延期になっておりますが、お葬式を延期するワケにはいかず…

お葬式は皆様マスク着用、途中途中で換気をしながらやっているそうです。

そして、知らなかったのですが、棺桶も中国産が多いらしく…
今は影響出ていないケド、今後はどうなるか分からないとのコトでした。

…こんなトコロにもコロナの影響が…

中国から(おそらく)船で大量の棺桶が運ばれている(輸入)のを想像し、なんとも言えない気持ちになりました…海を渡る棺桶。


父も今後のコトが気になっているらしく、お坊さんに毎回あれこれ質問します。

…そんな年齢になってきたんだなぁ。
幸い今は持病もなく、元気ですけどね。


自分のお葬式かぁ…

自分は、親戚も友人も少ないので、なんなら直葬でも良いかなぁ…

自分の葬式とかなんか…照れくさいというか(笑)

自分が死んだコトも友人には知らせないでほしい。

自分が付き合い悪いのもあって、年に一度くらいしか会ったり連絡したりしないのに、未だに友人と呼ばせてくれる人達。

各地で頑張っているのに、自分の葬式くらいで手間を取らせるのも申し訳ないというか。

「あれ?ここ数年、アイツからの連絡ないケド?」
くらいで、ようやく死んだ事を知るくらいが理想。

…なんなら、知らんままでもいいな。

もし、葬式するなら、皆が笑ってくれるようなのがいい。祭壇の花もヒマワリとか明るい感じがいいな。


別れは、笑顔でね。(^_^)/