『鬼灯の冷徹』30巻が発売されておりました!
弟切さんと丙ちゃん親子が表紙ですね。
丙ちゃん、可愛い!
この親子、初めて登場したのがわりかし最近じゃなかったっけ?と思うのですが…なかなか衝撃的なご家庭だったけども(笑)
それから、ちょいちょい登場するので嬉しいです。
それに合わせて、ちびっ子たちの回も増えたような…めめこちゃんも可愛い。将来が楽しみ…
でも、あと1巻で完結かぁ…
夜叉一先輩の子犬たちも獄卒になり…
出来れば、丙ちゃんやめめこちゃんがどう成長するのか見たかったなぁ…
獄卒になったのかなぁ…やっぱ。
今回のお話の中で1番印象に残った話は
第262話 『毒をもって』
マトノヒメの登場するお話。
昔から容姿が美しい方が生きやすく、醜い者には生きづらい世の中だったのかなぁ…と。
以前出てきた、かぐや姫のお話でも分かるように容姿の美しさの基準って時代や国などで揺らいだりするものなんでしょうが…
学生時代、
「平安時代だったら、私、スゴく美人だった!」
と、豪快に笑い飛ばす子がおりました。
いつも明るくてポジティブで優しくて…素敵な子でしたね。
「可愛く見えるように、努力しているんです!」
職場の男性陣に人気だった新人の可愛い女の子がそう言っていました。
私は元も悪いから、イジった所で容姿が変わるコトは、無いよ。
なんかそんな話をした時だったと思います。
美しくなる努力か…確かにしてない。
美しい人は、美しい人で大変なのかもしれない…
じゃがのぅ…
うちの(当時の)職場…品質を守る為、化粧…禁止なんじゃが…
今の職場も力仕事が多く、汗かくことが多い為、化粧をしている方は少なかったりもしますが…ハツラツと明るく働く姿は美しいと思います。
社会人になって最初の就職先に…
女好きで有名な上司がおりました。
直属の上司ではなかったのですが、全体的に男性が多い中、自分が所属したところは女性が多かったのでしょっちゅう遊びに来ておりました。
その上司が来ると、先輩女性の作業の手も止まるので、周りをウロチョロして代わりに作業を進めておりました。
それが目障りだったようで、たまにその上司に怒鳴られたりもしましたが…
ある日、先輩が
「なんで、女の子には優しいのにこの子にだけは厳しいの?」
と、上司に聴いていました。
上司はまっすぐにこちらを見て視線を合わせ、ニヤリと笑いながら
「だってコイツ、女じゃないし!」
と…
当時は、なんちゃらハラスメントなんて言葉、ありませんでしたし、男女平等とか言っていましたが、まだまだ男社会のままでした。
そういう時代でした。
そうか…女じゃなかったか…
容姿は変えられないし、私は男性に甘える事なく男性と同じように働こう…
そして数年後…
同期は経験を積む為、所属場所を定期的に変えていました。
自分は入社時のまま…
自分も他の同期と同じように所属場所を変えてほしいと願い出ましたが、自分の所属するところは派遣も多かったので入れ替わりが多く…更に他の場所は力仕事もあるので、所属を変えることは出来ないと言われました。
そして組織改革があり、自分以外の人達の配置が大きく変わり…
私がその所属場所のリーダーになりました。
そして…あの上司が直属の上司となりました。
上司
「本当は女のお前をリーダーにしたくなかった。
他にやるヤツがいなかっただけだ!」
…でしょうね。
女性や派遣や他の所で使えなかった方々を次々と私の所属する所に入れた結果…結婚や出産、派遣切り、仕事が向いていないと皆、短期間で辞めていって…
長くここに残ったままなのは、私だけですもんね。
そして、異動してきてすぐにサブリーダーになった同期は…
「本当は上司に、俺がリーダーやるようにと言われたんだけど…俺ここの仕事やったコト無いから、断った。」
リーダーの経験とその仕事の経験、両方無い人を、男性だからという理由でリーダーにしようとしていたのか…
そんな時代でした。
その上司は、電話で指示を出す時はいきなり怒鳴りつけてくる人でした…
聞き取れんて…
なので上司の指示が来そうな時は、先にそれを読んで先回りでやっておくようになりました。
上司からの電話
深呼吸して発声の確認
「あ〜あ〜」
ハキハキ大きめの声で簡潔に言わないと怒られるので(軍隊のよう)
電話に出る
上司
「おいっ!お前よぉ!アレは…」
私
「はいっ!もう、やりましたっ!」
上司
「あ…もうやったのか…やったのならいい…」
いぇ〜い!勝利っ!\(^o^)/
ひたすら、指示の先回りを繰り返していたら、上司からの電話も関わることも減っていき…
なかなか楽しいお仕事ライフを送れるようになりました。
…まぁ、数年後にその会社は無くなりましたが。
無茶苦茶な上司でしたが、鍛えられたなぁ…と。
仕事と精神…特に根性が…
その後、その上司より更にヒドいパワハラ上司に出会ったりもしますが…
全てのコトにムダは無し。
全て私の経験値となっております。
美人は得だなぁと今でも思います。
でも、美しくなる努力を放棄している自分には、不平不満を言う資格もないと思っています。
そのままで行こうと決めたのは自分だし。
飾らない自分も今は、良いかもと思えるようになったから。
でも、たまに
『誰か全身、プロデュースしてくんねぇかなぁ…格安で(笑)』
なんて思ったりもします。他人任せ(笑)
今の職場は、女性も力仕事をやります。
自分は若い方だし、頑張っておりますが…たまにムリをしすぎて怒られたりします。
さすがに今は、男女が同じようにこなせない作業もあると理解はしておりますが…
最初から出来ないとは言いたくない。出来れば自力で終わらせたいと思ってしまって…
甘えるのが苦手だね。と言われたり…
そういや、可愛い子は甘えるのも上手だったりしますね…
でもアタイは…可愛いより…カッコいい!と言われたいのでっ!!
なんでもスマートにこなせる大人になりたいっ!
しかし…なんかあるとすぐパニクるのよね…
まだまだ、経験値が足りないようです。
木霊さん…男の子だったんですね。
可愛いから勝手に女の子かと…
以前も、同じコトを思ったような…
自分の中で女の子と思い込みたかったのか(笑)
男性とか女性とか関係なく、それぞれが得意なコトを活かして、連携して仕事をしていくコトが、出来ればいいなと思います。
…あと、もうちょい設備を整えるなどすれば…うちの職場の力仕事も減ると思います。
男性だって力仕事はキツいもんね。
なんだか、地獄の方が働きそうだな…
鬼灯様が上司になってくれないかなぁ…
厳しそうだけど、やりがいはありそう…