あおを埋葬しました。
父が庭の角に穴を掘ってくれて…
日当たりが良く、庭を一望出来る場所です。
しかし…朝早くから…
父
「まだか!急がんか!」と…
なんも急ぐ必要ないからね(笑)
穴を掘ってくれたのは、大変ありがたいケド…
甥っ子が先日、
「あおのお墓に酒をあげたい」
と話していました。
あおはお酒飲まないから。と一応断りましたが、気にしているようなので、埋葬するコトを一応、連絡。
けれども、父が返信を待てない勢いだったので(笑)
結局、父、母、私で埋葬しました。
父の指示で、父ご愛飲の焼酎を穴にまきます。
…焼酎で良いのか?
その後に、母ご愛用の減塩塩をまきます。
…塩なのに減塩とは?
そして…
私
「…?あおは?」
父がとっとと仏壇から連れてきていたハズですが…
父が指さす方を振り返ると、あおは…まだ縁側にいました。
えぇ〜?
畑をまたいで、あおを迎えに行きます。
そして、穴に戻り…しゃがんであおが入った袋を穴の底へ…
私
「穴…深すぎん?」
なんとか、そっと底に置くコトに成功。
更にその上にもう一度、塩をふりかけて…
なんか料理みたいだなぁ…
そして、母が摘んできた庭に咲いていた花を飾ります。
最後にあおになんと声をかけるか少し悩みました。
『ゆっくり眠ってね』
じゃ、なんか違うような気がして…
だからこう声をかけました。
「お疲れ様だったね、あお
たまには、遊びに来てね」
そして、あおが見えなくなるまでゆっくり手で土をかけました。
最後は母と土を埋め、仕上げの土を父がかけてくれました。
水没とかしないように、こんもり小山なお墓…
父の指示で完成しました。
耕したばかりのふわふわの土を穴掘るのが好きだったあお。
種まいたばかりなのに…と、よく怒られていました。
きっと喜んでいると思います。