愛猫あおを迎えに行きました。
落ち着かなくて、いつもより早起きしてしまいました(笑)
収骨に行く時間は予め予約が必要で、火葬を頼んだ時に予約済。
少し早い時間に処分場に到着しました。
もしかしたら、作業所の片隅で収骨するコトになるのかな…
少し不安でした。
教えられた通りに係の方をお呼びしました。
火葬を依頼する時に対処してくれた方が、チャリですぐに来てくださいました。
依頼する時に、一緒に燃やせる物など色々説明して下さいました。
お忙しいだろうに、あおとお別れをする時間をくれました。
同じ方が来てくれて、ホッとしました。
係の方が、あおの元に案内して下さいました。
個室でした。
中央にテーブルがあり、榊などが飾られていました。
テーブルの上には、鉄板に乗った小さな骨…
係の方はもう一度、あおか確認して
「終わったら、そのままお帰りになって構いません。」
退出時間が自由なコトに、安心しました。
他の方と被らないようにする為、収骨に来る時間は予約が必要なのかな?
だとしたら…お気遣いに感謝です。
係の方が退出されました。
あおに「迎えに来たよ」とご挨拶。
ようやく会えたコトが嬉しくて、骨だけど怖いとか思いませんでした。
そして妹とじっくりとあおを眺めます。
思ったよりも、骨が残っていました。
この骨があおなんだと、なんとなく感じました。
まずは、カギしっぽ…
しっぽの辺りは小さい骨が散乱していて、どれだか分からず…
次に、歯…
頭蓋骨は結構ちゃんと残っていました。
あおの頭の大きさのままです。
キバは火葬で折れていました。
顎の骨に奥歯がありました。
キバ以外の歯も残っていたんだ!
テーブルには、デカイ箸が置いてありました。
妹
「作法が分からん…」
ふむ…調べてくるの…忘れた…
私
「ばあちゃんの時は…」
小学生の頃、骨を拾った記憶を辿ります。
骨を拾ったのは、あの時一度きり…
私
「2人で同じ骨を拾って行くんだよ…」
………。
まぁ、いっか。というコトになりました←
あおは作法は気にしない。というコトで(笑)
妹
「まずは、どれから?」
私
「喉仏」
「ここら辺かな…」と言いながら、妹は母の手作りの袋へ骨を入れました。
(後で調べたら、喉仏は最後に入れるのが作法らしいです…
最初に移動させた記憶があるんだが…あおゴメンね)
それからは交互に
「これ、背骨かな?」「大きい骨もあるね」
どんどん袋に骨を入れていきます。
頭蓋骨は私が袋に入れました。
壊さないように慎重に。
とても軽かったです。
最後はひたすら小さい骨の破片を拾いました。
鉄板を持ち上げ袋にガッと入れ、灰も全部持って帰りたい衝動に駆られましたが…
妹から
散らかしてご迷惑をおかけするな
と…確かに。
なので灰をかき分け、骨の欠片が残っていないかチェック。
妹は、私の気が済むまで待っていてくれました。
作法をぶっ飛ばした収骨は、30分もかからなかったのかな?
帰りは、あおとの最後のドライブです。
あおがいつもいた後部座席に乗せて家に帰ります。
帰る途中に見かけたお店で、妹が長饅頭を買いました。
『コイツら、また寄り道するぅ…』
あおがそう言っているね、きっと。
なんて笑いながら…
帰宅すると、父、母が待っていました。
皆で、あおの話をしながら長饅頭を頂きました。
皆、笑顔で話していました。
あおは今、仏壇に預けてあります。
明日、庭に埋葬予定です。
あおの話になると皆、笑顔になります。
皆、あおが大好きです。
待たせてゴメンね。
いつも寄り道してゴメンね。
お帰りなさい。あお。
これからは大好きな散歩にいつでも行けるし
いつでも帰ってきてもいいんだよ?
なんならドライブも…
寄り道覚悟で、着いてきてね(笑)